今日の午前中は、インストラクター養成講座がありました。
インストラクター養成講座とは、カウンセリングの講座が
行えるインストラクターを養成しているものです。
私がこの仕事を始めてしばらくした頃、
PTAの家庭教育学級へ講師としてお招きいただくことが
多くなってきました。
テーマは、
「親と子の絆を深めるコミュニケーション」とか、
「子供の心を育てるカウンセリングマインド」などで
コミュニケーションをより良いものにするためには、
カウンセリングの考え方がとても役に立ちますので、
カウンセリングの話をさせていただいておりました。
子供の話を聴きましょう。とよく耳にされると思いますが、
子供の話を聞いているようで、知らぬ間に
親のほうが話をしているということが多いです。
そのときに聴き方のコツを少し知っているだけで、
子供が自分の思いをいっぱい話してくれます。
話を聴けば、たとえ子供の話でも、
あーなるほどなぁ~と納得する事も多く、
親と子双方の距離が縮まり、関係性が良くなります。
講座が終わると、参加してくださったお母様方から、
「今日の講座は面白かった。」など
感謝やねぎらいのお言葉をいただきます。
私にとってこれが本当にありがたかったのです。
「ありがとうございました。」
と御礼を言われると、私でも喜んでいただけるのだと、
お役に立つことができたと本当にうれしかったです。
カウンセリングを学ぶまで、
私は自分に全く自信がありませんでした。
つまらない人間だと思っていました。
でも、私でも喜んでいただけるのだ!!
この喜びや感謝が、自分でもいいんだ。という自信に
つながっていきました。インストラクターコースを受講して
いただいている受講生の皆様にも同じ感覚を味わって
いただきたいのです。おこがましいとも思いますが、
自分でもいいんだとお腹の底から突き上げてくるような喜び…
これもかけがえのないものだと思います。
自分を受け入れることができてこそ、
人を受け入れることもできます。
ですから、私は養成講座に力が入りますし、楽しく
務めさせていただくこともできると思っています。
講座風景
|