平成21年12月9日10時～12時
独立行政法人雇用・能力開発機構様
主催の雇用管理研修専門コースが開催されました。

今回は、専門コースとして、
新たにご依頼をいただきました。

今までは、普通コースを担当させていただいて
おりましたが、今年度は、普通コースに加えて、
専門コースでのご依頼もいただきました。

重ねて、お礼申し上げます。

参加者の皆様も真剣に研修会を受けておられました。
メンタルヘルスに関しては、
「すごい時代になったなぁ～。」
と、深くため息をつかれている方もおられました。

私もメンタルサポートに携わるようになって
よく思うことがあります。
変化の速さです。
メンタルヘルスの状況の変化にともない、
知識や情報といったものも日々変化しています。
うつ病でも、
「がんばれと言ってはいけない。」
「抗うつ薬を飲めば良くなります。」
といったことも、様相が変わってきています。
急激な変化に、メンタルヘルス担当者は、
頭を痛めています。

私も、微力ながら、お力になれるよう
日々頑張っていきたいと思います。

平成21年12月3日（木）13：00～17：00
人事院中部事務局様主催
東海北陸7県に所在する
国家機関の苦情相談担当官様　対象
「苦情相談を受けるための対人援助的カウンセリング」　
という研修会を担当させていただきました。

講師は、当協会カウンセラー、インストラクターの
宮崎勝博が担当させていただきました。
誠にありがとうございました。

国家公務員の方々の取り巻く環境も
急激に変化しています。
常に倫理観や公僕としての責務を問われ、
緊張の中でお仕事をされています。
国家公務員の方々のメンタル不調による
1か月以上の休職者の数は、
平成１３年～平成１８年の５年間で、

なんと5倍に増えています。

他の業種と比較しても増加率は急激です。
業務は増大する中、人員は削減される現状では、
当然、メンタル不調者は増加してしまします。

今回は、業務として苦情相談担当をされている
職員様への相談業務のカウンセリング的援助方法を
学んでいただきました。
とても真面目に真剣に参加されていました。
これからの相談業務の一助になっていただけたら、
嬉しく存じます。

ただ、一番のストレスを抱えておられるのは、
苦情相談担当者ご自身と言えます。
お体大切にして下さいと、セルフケアの必要性も
お話ししました。