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NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」 ①

2009/02/24
コアカウンセリング支援協会(名古屋・荒畑)の
コアカウンセラー、コアインストラクターのスタッフです

先日、2月22日(日)に

NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」

が放送されました

皆さんもご覧になられましたか? 

番組は、

うつ病患者は100万人以上といわれる。
その50%が再発し、25%は治療するのに2年以上かかるなど、
治療が長期化している。
こうした中、うつ病治療の常識が変わり始めている。

として、始まります。

番組のおおまかな内容は、

・多すぎる薬の処方
・診断の難しいタイプのうつ病について
・精神科医の質の低下
・イギリスのうつ病治療(心理療法)

でした。

今までは、

日本において、治療と言えば、
まずは、「休養と薬物治療」 でした。

実は、私自身がうつ病を経験しております。

番組では、初診から大量の薬を処方され、
19錠も薬を飲む方がいるというお話がありました。

これには、本当にびっくり!!

私の経験上、抗うつ剤は基本的に1種類だし、
安定剤、睡眠剤など入れても、5錠程度だったと思います。

19錠も飲めば、薬の副作用(便秘、ふらつき、排尿障害など)が
出て当たり前です。

ただ、当たり前といえるのは、
私が、うつ病についての知識、情報を知っているからです。

しかし、
現実は、
番組に出演されていた年配のご夫婦や、
うつの症状でなにもやる気のしない患者さんが
自分で薬についての判断はできないことが多いのです。

大学で専門的に学んでいなくても、精神科を標榜できる
日本の医療制度にも問題があると思います。

番組は、うつ病を代表とするメンタル不調者が増加する
日本が抱える精神医療の現実がよくわかる内容でした

番組の最後で、イギリスの取り組みが紹介されていました。

2007年からイギリスでは、薬ではなく、
心理療法をうつ病の治療の中心に据えて
取り組んでいるという内容。

次回は、その取り組みについてお伝えしたいと思います。








 

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