コアカウンセリング支援協会（名古屋・荒畑）の
コアカウンセラー、コアインストラクターのスタッフです
先日、3月5日、警視庁などの暫定値から、
昨年（平成20年）の自殺者数が、前年度並みの
3万人を超えることがわかりました。
日本人の自殺者が、
11年連続（平成10年～）
3万人を超える…
11年連続…
悲しい現実です
平成10年といえば、
バブルが崩壊し、銀行や証券会社が倒産した時期です。
ITバブルもあったにも関わらず、
11年も自殺者が3万人超えている…
日本という国は
なにか大きな問題を抱えているのでしょう。
国際的にみても、
日本の自殺率は、
アメリカの2倍
イギリスの3倍
先進国中ではトップです。
成果主義、個人主義、貧富の差が激しいアメリカの
2倍とは驚きです
自殺率ベスト50カ国のうち、
日本は、堂々の8位 にランクされています。
日本より順位が高いのは、東欧やロシアといった
共産主義が崩壊した国々です。
平和で豊かな国である日本が…
自殺大国となっています。
日本政府も2006年から内閣府が中心となり、
自殺対策の法整備を進めています。
自殺は、
個人の問題（精神的に弱いからだ…）
ではなく、
社会の問題である。
社会的対策ができれば、
食い止めることができる死と言えます。
自殺者が年間3万人ということは、
毎日９０人の方が自殺しており、
毎日１０００人の方が自殺未遂をしています。
（自殺未遂者は、自殺者の10倍と言われます）
身近な人を自殺で失うことは、
もう特別なことではありません。
自殺の原因の第1位は、うつ病です。
きっと、周りに相談できる誰かがいたら、
自殺に至らなかった方もたくさんおられると思います。
大切な人、身近な人、周りの人たちに目を向けて、
悩んでいる方のお話をただお聴きする…
そんな輪が、もっと広がることを
心から願っています。
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