「自立心を育てるしつけ」by トマス・ゴードンより
「自尊心は、人間の生活の中で、決定的に大切である。スポーツで学校で仕事で、自尊心はやる気を出させるもの、と見られている。
自尊心の強い若者はまた、友人が多く、仲間から有害な圧力をかけられてもうまく抵抗する。他人の批判や思惑に動じにくく、知能指数が高い。からだの調整がうまく、はずかしがるでなく、あがることが少ない。積極的に自分の欲求を満たす。
これはみな、研究で証明されている。自尊心は、精神衛生の本質的な核、基本となる土台とも考えられている。」
トマス・ゴードン博士は、しつけと言われる親のやり方が、果たして本当に一人の子供を育てる上で、効果的なのかどうか、という疑問を持ち、ひょっとしてしつけが時として逆効果では?という仮定を立てました。そうして子供に対して独裁的でもない、服従的でもない、<民主的な方法>が最も子供の精神衛生上、ためになるという結論に達し、そこから、独自の「親業」というアプローチ法を開発しました。
子育てに悩む方は多いでしょう。親業は、具体的な方法が学べるだけでなく、人として生きる上での知恵と勇気を与えてくれると思います(^^)
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