コアカウンセリング支援協会で
カウンセラー・インストラクターをしております。
宮崎勝博です。
本日は、沓掛中学校様の教職員様を対象とした
カウンセリング研修会の講師として、
沓掛中学校に伺いました。
沓掛中学校様、このたびは、
研修会のご依頼いただき、誠にありがとうございました。
また、沓掛中学校には、
コアカウンセラーである角皆さんが
心の相談員としてお仕事されており、
今回の研修会も、私のサポートをして
お力をいただきました。本当にありがとうございました。
本日の研修会には、夏休みにも関わらず、
校長先生、教頭先生、教務主任の先生をはじめ、
総勢４０名もの先生方が参加されました。
カウンセリングとはどういうことか？
カール・ロジャーズの来談者中心療法を中心に、
様々な角度から、中学校の生徒さんとの人間関係を
より良いものにするための理論、方法を学ぶ
勉強会となりました。
先生方は、日ごろ、生徒指導という避けては通れない
対応をするため、どうしても傾聴をしたくても時間が
ないという現実があります。
生徒さんとの関係性の中で、少しでも傾聴を取り入れる
ことで、確実に、生徒さんや保護者様との
関係性はよくなります。
参加された先生方も、
傾聴と指導というものをうまく使い分け、
今日の研修会で学んだことを活用してくださることでしょう。
文部科学省の教員への調査で、
うつ傾向と関連の深い「気持ちが沈んで憂うつ」
との質問に、教職員は、２７．５％が該当とあります。
これは一般企業の９．５％に比べ、約３倍という結果。
勤務時間外の仕事も、一般企業の約２倍であり、
先生方の傾聴のトレーニングも必要ではありますが、
メンタルサポートがまだまだ整っていないという
日本の現状があります。
これからの日本を担う大切な子供たちの教育に
携わる先生方自身のメンタルケアも大切です。
生徒のためだけでなく、ご自分を労わることも忘れないように
していただけたらと思う研修会でした。
研修会の様子
 
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