先日、新聞の記事に、
大卒の内定率が10月1日現在で、
57.6%であり、
これは、調査を開始した1996年以来、
最悪の数字と書いてありました
2000年前後が、
「就職氷河期」と言われ、
私は、ちょうどその時代に就職活動をしていたので、
厳しさが痛感しておりましたが、
今は、さらに、深刻…
「超就職氷河期到来」とマスコミは騒いでいます。
就職活動も、親がセミナーに参加する時代だそうです。
援助が必要な時代ですが、親子だと、
援助ではなく、過保護、やりすぎにつながりやすいのが
心配です。
確かに、就職することが重要ですが、
企業様のメンタルサポートをさせていただく中で、
若い職員の離職率、休職率は大変高く、
依存性の高い若者が多くなっています。
社会で、職場で、
長い期間、勤め上げる力のほうが、
もっと重要だと思います。
就職はゴールではなく、スタートです。
先日、大学3年生向けの
メンタルヘルス研修を担当させていただきました。
早い時期から、こころの学びをしておくことは
とても良いことであり、
先駆的な取り組みをされている大学があることは
大変喜ばしく思います。
今、若者だけでなく、働く方々には、
こころに対する正確な知識と対応方法…
社会の急激な変化に対応する柔軟性、
メンタルヘルス耐性の強さが求められています。
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