講師の宮崎です。
この度の東北地方太平洋沖地震により
亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、
被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧がなされますことを
お祈り申し上げます。
震災後、
連日、テレビで被災地の状況が映像として
報道されています。
倒壊した家屋、津波で流される家や車や建物、
原子力発電所での放射能情報…
私は、その情報の波に否応なく飲まれながら、
どんどん心の不安定感が増すことを感じました。
被災者の皆様が
なにより大変な状況にあるわけですが、
被災地にいない私たちでも
心身とも影響が出てきます。
親類やお友達が被災された方の場合は
さらに影響は強いことでしょう。
報道から伝わる被害に心を痛め、
なんとかしてあげたい、
なにかできることはないのか…と
思い悩みながらも、
十分に行動できない自分を責め、
無力感や罪悪感を感じる方も多くなっています。
しかし、
災害を復興し、乗り越えていく過程は
とても長い道のりです。
ひとりひとりが被災者の皆様の気持ちを受け止め、
痛みを分かち合い、今できることする。
ただし、
自分自身のこころのケアは忘れてはいけません。
他を思いやることだけでなく、
自分自身を大切にできるからこそ、
被災者の皆様のお力になれると思います。
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