講師の宮崎です。
今日は、4月1日☆
新しい年度が始まりました。
3月には大震災という悲劇が起こり、
今もその影響は続いていますが、
新年度は新たな気持ちが湧いてきます。
私には5歳の息子がいます。
今日は、なぜか？早起きです。理由は、
保育園の送迎バスを今日から利用するからでした。
今までは、
妻が自転車に息子を乗せて、
晴れの日も、
雨の日も、
みぞれの日も、
雪の日も、
頑張って送り迎えをしてくれていました。
今日からは、
息子もバスで行くと言うようになり、
バス送迎を利用することに。
しかし、バスの到着時間の関係で
早起きしなければならなくなりました。
前日、夜更かしをしていたけど、
眠い目をこすりながら、
いつもより30分早く起きてきた息子☆
私
「今日からバスで行くんだ。
きちんと早く起きることができて、すごいなぁ～☆」
息子
「おれ、
今日から黄組さん（年長）だから～！（誇らしげ）」
そして、
「行ってきます～」と
笑顔で手を振りながら、家を出た息子。
私は、
バスに乗るところをこっそり覗いてみることに。
バスが到着すると、
息子の顔がひきつり、緊張から無言で
バスに乗り込みました。
妻が手を振っていますが、
笑顔がひきつっています。
私に見せた男らしさと
バスに乗るときの気弱さが、
なんとも愛おしく思いました。
子どもは、
不安を抱えながらも、
今を全力で経験します。
もし、大人の私がバスに初めて乗車するなら、
昨日の夜更かしを後悔したり、
保育園についてからのことを考えたり、
明日のお迎えのときはどうしようかと考えたり、
しながら、バスに乗るのでしょう。
しかし、息子は、
不安な嫌な感覚、
乗った時の新鮮さ、
心配顔で乗車している同級生の表情を見て
ホッとする気持ち、
バスの座り心地、
バスが動くときの揺れ方
バスの窓を流れる外の景色…
様々なことが
その瞬間、瞬間リアルに感じていることでしょう。
今を感じながら、生きています☆
大人になれば、
過去と現在と未来の軸を考えながら、
エネルギー配分をしていくうちに、
今をおろそかにしがちです。
子どもと同じものを大人も持っているはずです。
今を感じる力☆
忘れずに、大切にしながら、
新たな年度を進んでいきたいと思う朝のひとときでした。 |
