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潮干狩りでの癒し☆

2011/05/06
講師の宮崎勝博です。

先日、実家の両親と姉夫婦と一緒に、
潮干狩りに行ってきました。

私は、
昔からあまり潮干狩りはしないほうでした。

疲れるし、

暑いし、

めんどくさいし…

でも、

今回は、気づいたら…、

よ、よ、4時間…
潮干狩りを続ける自分…

なんともいえない癒しと充足感☆

途中で、妻が、
「みんな心配してるけど大丈夫?」
というので、

私は

「無心になれるんだ…。」
と答えた。

両親や家族からは、

「あーあ、仕事大変なんだわぁ~」

「そっとしておいてあげよう…」

と、憐れみと引き気味な態度でしたが、

私は、楽しくて仕方がなかった。

一番の理由は
潮干狩りの場所にあった砂☆

これが、
なんともきめ細やかで、肌触りが良く、
いつまでも砂の感触を味わいたい
心境にさせるのです。

そして、五月の潮風…
気温は20度ちょっとで、日差しは黄砂の影響で
薄曇り…。海水も冷たくない。

いろいろな条件が重なり、
夢中に探していた自分。

ふと、
分析心理学の創始者であるユングが、
30代後半以降の中年期を『人生の正午』と呼び、
精神の発達過程において重要な意義があると
言っていたことを思い出しました。

これは、ユング自身が
師であるフロイトとの決別を期に、
自分の人生の方向性を喪失し危機的状態に
なった経験から出てきた言葉です。

人生の正午…

今の時代に、ユングの言葉が、
すべてがあてはまるわけではありませんが、
私も、気がつけば、今年で38歳になります。
ユングのいう中年の危機であるといえるわけです。

ここをどう乗り越えるかというのが
大切になるわけです。

ユングは決別を期に、内的崩壊を起こし、
精神に異常をきたします。そして、
心を回復させるために
湖畔で石遊びをしていたそうです。
それは、
子どもの頃に夢中になっていたこと。

私も、潮干狩りをしながらも、
幼稚園の頃にやっていた
お砂場遊びの感覚があったかと思います。
潮干狩りなのに、
途中で息子が「団子作ろうよ!!」というので、
一緒に泥団子も作ったりしました。

大人だからとやらないでいたら、
だんだん失くしてきた感覚…。

子どもの頃に夢中になったことを
もう一度思い出す必要性を強く感じました。

今度は、プラモデル作ろうかな?
いやいや、
息子と公園で秘密基地作ろうかな?

そんな時間、大切にしたいです。


 

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