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コアカウンセリング支援協会
ポジティブになりたい！！
誰もが願う前向きな思考ですよね。
でも、
ポジティブだけでは、危険なんですよ
（つづく）
よく自己啓発本には、
言葉は大切。
日ごろしゃべる言葉が前向きな人ほど成功している。
と書いてあったりします。
確かにその角度もあるでしょう。
人が描くイメージはとても強い力があります。
ですから、イメージを良い方向へ向ければ、
その方向へ進みだすわけです。
でも、人間、いつも前向きにはいられません。
後ろ向き、ネガティブになるときもあります。
ちょうど、今、春の訪れを感じるようになってきましたが、
季節の変わり目は、心身ともに不安定になりがちです。
ポジティブに思える時もあれば、
ネガティブに思える時もあります。
でも、人はポジティブでいたい。
だから、ネガティブになると、
そんな自分が嫌になり否定します。
ネガティブをなくして、
ポジティブにならないと！！と焦る。
で、どうなるか？
もっと、体調を悪くします。
だって、ネガティブな自分を受け入れていないからです。
森田療法を作った森田正馬は、
次のような言葉を残しています。
「心は天気のようなものである。
晴れの日もあれば、
雨の日もあれば、
曇りの日もあるのが自然である。
もし、毎日が、
晴れの日ばかりであればどうなるだろうか。
日照りになって農作物は枯れてしまうだろう。
人の心も同じことだ。」
すごーく納得できます。
そりゃそうだ！
人の心が常に一定なわけがない。
それが真実です。
こころが雨の日（こころが泣いている日）は、
こころに潤いをあたえているんだと思えたら、
ネガティブも受け入れることができるかもしれませんね。 |
