5月の連休明けから、
ほとんど1日休みなく働いているせいか、
心身ともに疲れがたまってきている中
昨日、仕事を終えてから、
久しぶりに妻子を連れて、
スーパー銭湯(和合の湯)に行きました
妻にとっては、
ひとりでゆっくりできる時間、
そして、
私にとっては、息子と男同士!
裸の付き合いができる時間でもあります。
つづく⇒
⇒つづき
最近、忙しくて息子の話を聴けていなかったので、
湯船につかりながら、語り合おうとしましたが、
はい、そうです、小学3年の息子が、
じっとしているはずはなく・・・
嬉しくて騒ぎまくり、
歩行風呂ではぐるぐる回りまくり、
洞窟風呂ではアヒルでキャッチボールし、
サウナまで入り、
その勢いで、14度の水風呂へ・・・
逃げる父にお構いなく、
二人で叫びながら入水させられる始末・・・
疲れきったところで、
横になれるチェアーで一緒に寝転んだら、
な、なんと綺麗な夜空が広がっていました!!
忙しさで地面ばかり見ていたせいか、
新鮮な星空☆
「たくさん星があるけど、どの星が、
自分で、お母さんで、お父さんなの?」
と聞くと、 息子は、
「三角形になっている星が
父さんと母さんと俺だよ。
一番上にある星(アルクトゥールス)
が父さん、
左下の星(土星)が母さん、
右下の星(スピカ)は俺だと思うな。」
※ちなみに星の名前はその場ではわからず、
あとで調べました。
「で、父さんの星の横に、なんか、
薄くて小さく光があるんだけど、
その星は、なんだか、 おじいちゃんだと思うよ。」
あー、そうか、そうだよね、
2年前、肺がんで亡くなった父のことかぁ~と、
思わず、
じぃーーーーーん と、来てしましました。
良い事、言うよ!わが息子よ
忘れてはいないけど、いまも、
きっと見守ってくれていると再認識できた瞬間でした。
その後は、息子と、 学校での出来事や
母さんには 内緒にしていることなど、
男同士だからこそ、語り合えることで盛り上がりました。
やはり、 裸の付き合いは、
心を柔らかくしてくれますね
そうそう、
ユング心理学の概念のひとつに、
「コンステレーション(布置)」があります。
これは、
「一つ一つの事柄や状況が、
それだけでは何の関係も意味も
なしていないようであっても、
あるとき、それらが一つのまとまりとして、
全体的な意味を示してくる、
それに気づくことができるようになる。」
というものです。
ちなみに、
英語のconstellationの意味は星座です。
夜空に光る星も、個々の星は、それ自体だけでは、
1つの意味しかないですが、全体として見た場合、
「星座」という意味ある形を作り上げています。
私も父と母から生まれ、肺の病気で2度も手術し、
受験に失敗し、大切な親友を自殺で亡くし、
死について考え、その後はメンタル不調に苦しみ、
理想と現実の狭間で挫折を味わい、
有難くも、妻と結婚し、息子を授かり、
いま、カウンセラーのお仕事をさせて
いただいていることは、
1つ1つ意味があるだけでなく、
切れているようでも、
きっと全体的な意味が 隠れていると思います。
などなど、
ユング派のカウンセラーである私は、
息子との夜空を見ながらの
布置に想いをはせてしまいます。
でも、カウンセラーとして、
クライエントの皆様のお話を聴いていると、
布置の意味をすごく考えさせられるのも確かです。
ちょうど、
6月は疲れがたまる時期です。
ゆっくり、お風呂に浸かりながら、
夜空を見上げ、
ユング心理学や人生について、
想い描いてみるのも 楽しいですよ
2014.6 星空
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